瀬戸内の心地よい住まいを設計する、尾道の建築家のブログ
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20110921 07:30
今日は、以前(9/3)のブログでご紹介しました杉本博司さんの著書「空間感」についてご紹介
現代美術家の杉本博司さんご自身が、美術家として展示体験された
世界中の美術館建築との対戦記 ? です。
「建築家はユーザーであるアーティストのことを全く考えてないか
アートが建築に闖入してくるのを迷惑に思っているふしがある」
「美術館建築では建築家の意志が際だつケースが多い。
家はひとが住みやすく、ダムは水を溜めやすく、牢獄は囚人が逃げにくく、
それが建築設計の使命である。
しかし何故、美術館建築には無謀が許されるのであろうか。
それは建築の、美術に対するコンプレックスが裏返された、
建築のアートに対する報復だからだ。
私はアーティストとして、ここに一言申し上げる。」(本文抜粋)
なんとも挑戦的です。
□この本に収録されている、杉本博司が対戦した建築家と美術館空間
・ミース・ファン・デル・ローエ <新ナショナル・ギャラリー>ドイツ
・安藤忠雄 <ベネッセアートサイト直島>日本
・ピーター・ズントー <ブレゲンツ美術館>オーストリア
・谷口吉生 <丸亀市猪熊弦一郎現代美術館>日本
・レンゾ・ピアノ <銀座メゾンエルメス>日本
・磯崎新 <ハラ ミュージアム アーク>日本
・ジャン・ヌーベル <ルツェルン文化会議センター>スイス
・SANAA <金沢21世紀美術館>日本
・吉田五十八 <ローマ日本文化会館>イタリア
・ダニエル・リベスキンド <王立オンタリオ博物館>カナダ
・西村伊作 <西村伊作のベビーベッド/有隣荘>日本
・ヘルツォーク&ド・ムーロン <デ・ヤング美術館>アメリカ
・七代目 小川治兵衛 <有隣荘の庭>日本
杉本さん自身で撮影された美しい写真と、各美術館の採点表、
一工夫された装丁と、なかなか楽しめますよ。
また、2005年に出版された初評論集「苔のむすまで」も、とても素敵な文章で
合わせて読まれると、より一層、味わい深いモノがあります。 是非お勧めです。

・空間感
・苔のむすまで


↑ 読んで下さった方は、ポチッとひと押しお願いしますm(_ _)m
現代美術家の杉本博司さんご自身が、美術家として展示体験された
世界中の美術館建築との対戦記 ? です。
「建築家はユーザーであるアーティストのことを全く考えてないか
アートが建築に闖入してくるのを迷惑に思っているふしがある」
「美術館建築では建築家の意志が際だつケースが多い。
家はひとが住みやすく、ダムは水を溜めやすく、牢獄は囚人が逃げにくく、
それが建築設計の使命である。
しかし何故、美術館建築には無謀が許されるのであろうか。
それは建築の、美術に対するコンプレックスが裏返された、
建築のアートに対する報復だからだ。
私はアーティストとして、ここに一言申し上げる。」(本文抜粋)
なんとも挑戦的です。
□この本に収録されている、杉本博司が対戦した建築家と美術館空間
・ミース・ファン・デル・ローエ <新ナショナル・ギャラリー>ドイツ
・安藤忠雄 <ベネッセアートサイト直島>日本
・ピーター・ズントー <ブレゲンツ美術館>オーストリア
・谷口吉生 <丸亀市猪熊弦一郎現代美術館>日本
・レンゾ・ピアノ <銀座メゾンエルメス>日本
・磯崎新 <ハラ ミュージアム アーク>日本
・ジャン・ヌーベル <ルツェルン文化会議センター>スイス
・SANAA <金沢21世紀美術館>日本
・吉田五十八 <ローマ日本文化会館>イタリア
・ダニエル・リベスキンド <王立オンタリオ博物館>カナダ
・西村伊作 <西村伊作のベビーベッド/有隣荘>日本
・ヘルツォーク&ド・ムーロン <デ・ヤング美術館>アメリカ
・七代目 小川治兵衛 <有隣荘の庭>日本
杉本さん自身で撮影された美しい写真と、各美術館の採点表、
一工夫された装丁と、なかなか楽しめますよ。
また、2005年に出版された初評論集「苔のむすまで」も、とても素敵な文章で
合わせて読まれると、より一層、味わい深いモノがあります。 是非お勧めです。

・空間感
・苔のむすまで


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