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::月刊「建築士9月号」に記事が掲載されました。

建築士9月号表紙blog

(公社)日本建築士会連合会発行 「建築士9月号」
僕が関わっている東城のまちづくり活動について
書いた記事が掲載されました。

以下、記事全文

 広島県建築士会まちづくり部会では、こ
れまで県内7支部の地元におけるまちづく
り活動の発表の場として、年一回「まちづ
くり学習会」を開いてきました。建築士が
関わるまちづくり活動を広く一般の方々に
知っていただき、その意義や成果、問題点
を共有することで、更なる活動の発展の後
押しになってくれたのではと思っています。
 また、昨年度からは、「景観まちづくり
コーディネーター養成講習会」開催に向け
検討会を立ち上げ、市民や行政の方と共に
まちづくりのルール策定や地域提案の出来
る専門家の育成を念頭に現在も内容模索中
です。

 私自身のまちづくり活動に話を移しますと
2011年の「住まい・まちづくり担い手支援
事業」での建築士サポーターとして参加
した東城町のまちづくり活動を縁に、今も
その活動に携わっています。地元のまちづ
くり団体代表で建築士の樫原節男氏のもと
街並み造りのガイドライン作製や修景計画
に携わり、町の近代史に大きく貢献してい
る「ヤマモトロックマシン」という削岩機メー
カーの優れた木造建築群の保存活用を
主に活動しています。

 これまでの活動の中で建物の調査や図面
化、簡易耐震診断などを基に、国の登録有
形文化財への登録を模索するなど、建築士
やヘリテージマネージャーとしての職能が
確実に活かされている実感があり、まちづ
くり活動における建築士の役割と職能の拡
大が益々望まれていると感じています。

 地道な活動の結果、今では色々な広がり
を見せ、国土交通省「夢街道ルネサンス認
定地区」、街道東城路周辺地区は広島県の
「魅力ある『まちなみづくり』支援事業」
のモデル地区となり、ヤマモトロックマシ
ンの木造建築群は「ひろしまたてものがた
り」30選に選定されるなど、思わぬ展開に
地元の方々も益々活動に熱が入り、メンバ
ーも様々な分野の方が加わって賑やかにな
っています。

 地方創生と言われながら疲弊しきった地
方を盛り上げていく事は、なかなか困難の
多いことですが、我々建築士の果たす役割
は少なくないようです。

建築士9月号記事2

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