瀬戸内の心地よい住まいを設計する、尾道の建築家のブログ
20130529 20:40

先日、年一回因島で開講され、今年で17回を迎える
「因島自由大学」に行ってきました。
今年の講師は宗教学者の 山折哲雄 さんです。

3,11からの日本の復興を東北の文学者から考えると言うことで
東北の三詩人 斉藤茂吉(山形)・石川啄木(岩手)・宮沢賢治(岩手)をあげ
彼らの魂の誕生の経緯から、それらが何を現していたか、お話し頂きました。
作品の中に救いを求め
人間は愛のみに生きるにあらず 死者との共存 死者とのコミニュニケーショ抜きに
人間はその生を全うすることが出来ないだろうと思うようになった。と締めくくられました。
現在と過去 過去と未来 地球上のあらゆるものをつなぐ
詩人達の魂を知ることで、救われることがたくさんありそうです。
また、東北の三詩人が皆、東北の盆地生まれと言うことと
西国の三詩人として 室生犀星(石川)・佐藤春夫(和歌山)・北原白秋(福岡)をあげられ
皆、海辺育ちということを比較され、地理的要因、気候風土が与える
人間形成への影響など、興味はつきませんでした。



↑
読んで下さった方は、ポチッとひと押しお願いしますm(_ _)m
↓
スポンサーサイト