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::瀬戸内の心地よい住まいのしつらえ-田熊の平屋編-2

・「開口部=窓」


田熊の平屋では、開口部に工夫を凝らしています。


外側から、木製格子戸+断熱アルミサッシ+木製障子戸と

開口部の三段活用と呼んでいます。


格子戸は外からの、視線や太陽光の調整装置となり

アルミサッシは断熱ペアガラス仕様にし

障子戸は、柔らかな光を採り込みながら視線を遮り、断熱装置としても機能しています。


家の中での熱損失の大きな部分を占める開口部で

三段構えで熱損失を、押さえた例です。


手触り感や風情から、木製建具はとても魅力的ですが

機能や操作性などはアルミサッシに劣ります。


この方法だとアルミサッシが直接見えることもなく

機能性を大切にしながらデザインを犠牲にしないという

優れた解決方法だと思っています。



田熊平屋.02

田熊の平屋 和室の窓


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