瀬戸内の心地よい住まいを設計する、尾道の建築家のブログ
- 2023/05 «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
20220725 10:30
弊社で設計・監理して参りました
「尾道・旗竿状の家」が 無事竣工しました。





「尾道・旗竿状の家」
・構造規模/木造2階建て
・敷地面積/149.36m2 45.18坪
・建築面積/81.51m2 24.65坪
・延べ面積/102.00m2 30.85坪
親世帯を囲うように旗竿状に建つ子世帯住宅です。
将来を見据えて両世帯の関係性を再構築し
隣に建てるからこその工夫を凝らした住まいになっています。
中庭デッキを介して両世帯を行き来出来る動線や
新築の子世帯にはあえて子供室を設けず
施主自ら育った親世帯にある子供室をそのまま継承し
子供(孫)達が巣立った後の夫婦二人の生活を重視した
コンパクトな住まいです。
瀬戸漆喰の壁、備後表の床に網代組天井の畳コーナー
十和田石と檜の浴室など、自然素材を多用し
落ち着きのある現代の和の空間をめざしました。
親と子と孫、三世代お互いの生活に程よい距離を保ちながら
二つの世帯が寄り添うことで得られる様々な価値が
ここでの暮らしをより豊かなものにしてくれると願っています。

↑
読んで下さった方は、ポチッとひと押ししていただけると幸いですm(_ _)m
↓
スポンサーサイト
20220112 11:00
2007年3月に竣工・お引き渡しをした「神石高原の庫裡」
http://www.mh-architect.com/works/2007/jinseki.html
を訪ねて来ました。
15年の時の経過を感じさせないほど
美しく凛と建っているその姿を見て
なんとも言えぬ喜びがありました。




当時苦労した音楽室の音響環境についても
「この部屋で演奏すると凄く綺麗に聞こえ
演奏が上手になった気になるのよ」と
嬉しいお褒めの言葉を頂きました。
実は、この音楽室を設計する前に「三原・沼田東の家」で
http://www.mh-architect.com/works/2005/nutahigashi.html
音楽室の設計をし、音響の専門家に御墨付を頂いた経験が活きています。
この度の訪問は、庫裡の隣にある古い母屋の改築の相談に伺ったのですが
嬉しい事に最近、以前新築の設計をさせて頂いたお施主様より
増築や改築の相談を頂く機会が増えて来ました。
これも弊社の仕事に対しての信頼あってこその事と大変嬉しく思っています。
今年で事務所創設25年目を迎えるのですが
ご縁をいただいた皆様への感謝とともに
これからも建築を通して 地域の皆様のお役に立てるよう
精進して参りたいと思います。
今後とも、変わらぬご厚誼を賜りますよう
よろしくお願い申し上げます。

↑
読んで下さった方は、ポチッとひと押ししていただけると幸いですm(_ _)m
↓
20141213 17:07
「尾道・向島の家」の竣工後一年を迎え、検査に行ってきました。
とても綺麗に住まわれていて、特に補修するところもなく
我ながら良いプランの家だと確信して帰ってきました。






何より嬉しかったのは、施主様から
「色んな選択肢から、最終的に設計事務所に頼んで本当に良かった。
他ではこれは無理でした。とても快適に過ごさせていただいてます。
とても使い勝手の良い間取りで、特に中庭は大活躍で
何度もバーベキューをしました。
視線を気にせず窓を開けられ、風の通りが良く
夏もほとんどエアコンを使いませんでした。
二階の個室はとても日当たりが良く、冬は快適です。
近くに住んでいる両親も大変喜んでいて
しょっちゅう訪ねてくるようになりました。」と・・・
改めて、建築の設計という仕事の素晴らしさを再認識し
その敷地、その施主ならではの最適解を求めて
更に日々励んでいこうと思いました。


↑
読んで下さった方は、ポチッとひと押しお願いしますm(_ _)m
↓
20140402 14:20
昨年9月に竣工引き渡しをしました「桜町・Y邸」
目の前の栗原川の桜並木が満開を迎えています。
リビングから日々刻々変化する桜の開花状況が楽しめ
家に居ながらお花見が出来るのはホント羨ましいですね・・・





↑
読んで下さった方は、ポチッとひと押しお願いしますm(_ _)m
↓
20140115 18:15
中年のご夫婦からの依頼で、よくあるご相談に
夫は暑がり、妻は寒がりで
夏冬の冷暖房機器の設定温度に悩んでます。とか
夫のいびきがうるさくて・・・
など寝室の在り方に関するものが結構あります。
完全に別々の部屋にするのも寂しいですし
何より広い面積を必要とします。
そんな時、私は下記図面のように少し大きめの個室を
真ん中を建具やカーテンで仕切り
それぞれの部屋に別々の入口を設けた寝室を提案します。

大きなひと部屋として広々と使うことも
仕切りを閉じて、個室として使うこともできます。
入口がそれぞれに確保されているので
格段にお互いの行動の自由度が増します。
トイレも近くに設け、深夜のトイレも伴侶を起こすことなく
気軽に行かれます。
寝室の奥には夫婦共通のウォークインクローゼットを設け
無駄の無い回遊性のある動線でつなぎ
より使い勝手の良い自由度の高いプランの出来上がりです。



↑
読んで下さった方は、ポチッとひと押しお願いしますm(_ _)m
↓